目次
・うつ病とは
現代のストレス社会において、とても身近な精神的な病気であるうつ病。
女性なら5人に1人、男性なら10人に1人、発症すると言われいています。
・うつ病になる原因
原因は様々で、それぞれの生活環境にて受けたストレスが原因となります。
・仕事のストレス
・家庭のストレス
・育児のストレス
・人間関係のストレス etc
厚労省の調査では、仕事や職場での強いストレスを6割以上の人が感じているそうです。
・うつ病の症状
不眠や、口の渇き、怒りっぽくなる、疲れやすくなる、今まで楽しいと思っていたことに興
味が薄くなる、やる気が起きないなど、症状も人それぞれのようです。
私も、うつ病を発症したことがあります。原因は、仕事での強いストレスによるものでし
た。休みもろくに取れず、仕事に明け暮れていた結果、ある時プツリと緊張の糸が切れ
た感じで、職場から逃げ出しました。
私が感じていた症状は、仕事をしていても、手につかない。不眠。便秘と下痢を繰り返す。手の震え。動悸。
職場でのストレスで、パニック症候群を発症し、その後うつ病になったのではないかと当時の担当医がおっしゃっていました。
※こういう症例は多いらしいです。
うつ病克服!4つのやったこと
私が、うつ病を克服するために行ったことを4つ紹介します!
1. 生活リズムを整える
2. 好きなことを好きなだけやる
3. 適度な運動
4. 家族と会話し、自分の心境(心の状態)の理解をしてもらう
上記4つの事を実践しました。
1.生活リズムを整える について
仕事を頑張りすぎていたころは、生活リズムというものがなく、早く起きて、遅くまで仕事をして、遅くに寝る・・・というサイクルでした。
休職をして、しばらくはまともな生活ができませんでしたが、このままではいかんと思い立ち、まずはロボットのように、起床時間を設定し、ご飯を食べる時間を設定し、歯磨きする時間を設定し、寝る時間を設定し、生活リズムの改善に取り組みました。
2.好きな事だけをやる について
少し症状が和らいできたタイミングで、好きなことを探しました。しばらくやっていなかった『釣り』を始めました。
いままで、まったく興味が持てなかった遊びに没頭することができて、とにかく疲れを感じるまで釣りに行きました。
好きなことをやっている間は、過去の事や未来の事を考える時間が減りますので心が穏やかになり、さらに体力を消耗するので、食欲と睡眠の改善に役立ちました。
3.適度な運動 について
だんだん、いつもの調子がでてくると、どうしても体重が増加してきます。それがきっかけで、軽い、適度な運動を行うようになりました。
散歩や、少し息があがる程度のランニングがとても気持ちよくできるようになりました。運動のお陰で、余計な心配事とぜい肉をそぎ落とすことに成功しました!
4.家族と会話し、自分の心境(心の状態)の理解をしてもらう について
家族の理解。これが一番必要なのかもしれません。家族の理解がないと、焦りや不安を増幅させる原因になり、心が休まりません。
※私の場合は、職場にお願いし休職をさせていただいたので、『傷病手当』をもらいながら、週1日精神科へ通院する生活でした。カウンセリングと投薬治療も行っていました。
うつ病からの卒業
上記のような生活を、約1年半続けました。
自分の中で、また働きたいという欲求がだんだんと大きくなり、当時の職場に社会復帰を果たしました。当時の職場は、暖かく迎えてくれました。
最後に
『うつ病』で苦しんでいる方、今は心に風邪をひいている状況です。風邪は、しばらくすると熱も下がり、咳も、鼻水も止まります。『うつ病』も、しばらくつらい状況が続きますが、必ず明るい未来がやってきます。
私は、病気を克服し、今では、妻と子供2人と幸せに暮らしております。
きっと、神様が頑張りすぎなあなたに、生活リズムを改善するチャンスをくれたのだと思って、焦らずに治療してください。
では、また。